【二十歳の約束】小室哲哉さんの Pure (Hyper Mix) をカバーでミキシングを勉強する
こんにちは、unity1701dです。
前回までのレコーディング作業で概ねすべての音を取り終わりまして、ミキシングを行いました。
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- 【二十歳の約束】小室哲哉さんの Pure (Hyper Mix) をカバーでミキシングを勉強する - 電気式な生活 (今回の記事)
今日はこのミキシングについて(マスタリングについても少しだけ)書きたいと思います。
ミキシングって?
いろいろな楽器やパートに別れた音は何十パートもトラックが分かれていたりするのですが、それを最終的に普通のオーディオ機器で聴くことができるように2チャンネル(LR)の音源にすることをミキシング(2MIX)といいます。
DTMやレコーディングを経験している方ならご存知だと思いますが、ミキシングをするとそれまで録音してきた音楽を更に活き活きさせたり、ダイナミックに聞かせたりできます。
プロのミュージシャンの音はとても大きな音で鳴っていますが、これはマスタリングのときにリミッターと呼ばれるエフェクターを使うことで得られる効果です。
ミキシング自体は、実はあまり大きな音には仕上げず、最大音量の半分ぐらいを目安に、ドラムから音のバランスを作ります。 全体音量が半分ぐらいですので、この作業のときのスピーカーの音量はいつもよりも大きな音が出るようにしてドラムパートを再生させながら音のバランスを調整します。
上手くバランスが取れましたら、次はベースを重ねます。 ここでもあまり大きな音ではなく、音の輪郭が分かる程度としておきます。より音をはっきりさせたいときは、コンプレッサーやイコライザーなどで音を加工しておきます。
このドラムとベースだけの音楽を基準に他のパートを少しずつ混ぜていきますが、全体音量は相当控えめな感じに仕上げます。
この状態でミックスとしては完成になります。
このあとにマスタリングを行いますが、最終的な音圧を確かめるために、リミッターをかけて音のバランスやダイナミックさを確認しておきます。(確認用なので、オン・オフさせながら再生する感じで・・・)
仕上げはマスタリング
ミックスが終わりましたらマスタリングです。
私はDAWにStudio Oneを使っていますので、こちらのサイトの記事を参考に行っています。
これらの作業ですが、マスタリングしたあとの音源をスマフォのスピーカーで確認します。大抵、ベースが足りない、高音がキツすぎる、などなにかうまくいかないと思います。(一回OKというのはなかなか・・・)
一発OKとはいかず・・・・
ミキシング→マスタリング→スマフォで確認→ミキシング→マスタリング・・・といった作業を5~6回は繰り返す(場合によっては10回以上も^^;)感じです。
出来上がった直後はテンション高いのでよく聴こえるので、クールダウンの意味で翌朝聴いて・・・・がっかりという事もあったりしますが、自分がレコーディングした曲が完成に近づく感じが楽しいですよね。
今回マスタリングする前と後の連続してつなげてみました。とても微妙ですが、マスタリング後のほうが音に広がりがあります。
完成した動画はこちら。
【二十歳の約束】Pure (Hyper Mix)【小室哲哉】カバー
今日はこのへんで。 では、また。