TM NETWORK&小室さんの楽曲のカバー制作の記録

TM NETWORK・小室哲哉さんの楽曲が大好きすぎてカバーをしています。カバー制作の様子を記録しています。

製作当事者・関係者が事件に関わった作品が自主回収となったり、流通停止となることについて

こんにちは、unity1701dです。

今回の電気グルーヴピエール瀧さんの事件で、 彼が携わった作品の放送や流通が停止となっている現象をみて、 思ったことを書きたいと思います。

なお、法律などに関しては、わたしは素人のため、誤った記述があるかもしれませんが、 どちらかといいますと私が携わっている仕事の技術を踏まえて、 その側面からの一個人の意見としてブログに意見を書きます。

※この記事は、犯罪行為を擁護したり、容認したりするものではありません


どのような事案を問わず、制作に関わった人が事件等を起こした場合、 その作品に罪はないと言っても、 作品の使用で発生する利益が企業などに入ってしまう。

それを良しとしない考えも確かに納得ができる。

一方、著作権者本人(もしくは隣接件・実演券...etc)に還元されるべき 正当な著作権料まで流通が止まることで、STOPしてしまうというのは行き過ぎなのかなと思います。

ただし、今は残念ながらいったん企業への収益が集まってから分配するという仕組みである以上、 STOPせざるを得ないのかなと思いました。 (企業としても、収益から利益を得ているはずなので)


こういった、現状の著作権料を純粋に集める仕組みではなく、一般の利用者から直接著作者にその使用料を回収するような仕組み、 しかもそれが企業のような特定団体によるではなく、非中央集権型で実現する必要があるのかなと考えてしまいました。

音楽に限らず、著作物を使用したときに、その記録がしっかり残る仕組み、 そしてその使用料をしっかり記録する仕組みが今後は必要なのかなと。

(そういう意味では漫画などの著作物の正当な使用量を回収する仕組みがもしあれば、 SNSに乗っけて拡散する=>使用料を適正に支払う=>著作権者に正しく収益が入る、ということも考えられます)

私個人的には、仕事でブロックチェーンを使った非中央集権型のシステムの開発に関連していることもあり・・・ システム的には実現できるかも、とモヤモヤ考えています。

日本では、暗号通貨って投機的な情報だったり、脆弱性を悪用した流出事故だったり そういったものばかりが取り沙汰されがちですが。

Dappsや、スマートコントラクトによってそういったことを実現していく必要があるのかなと、 一人の音楽ファンで、かつ技術を知っているエンジニアとして考えているところです。

もしかしたらこのようなことを考えていらっしゃるエンジニアの方も、他にいらっしゃるかも知れません。


これ自体、一人ではどうしようもない大きな仕組みですので、 なにか考えてみるというところから始めていく必要があるかもしれません。

ソフトウェア技術以外の法律などについてもいろいろ考える必要があるかもしれません。

現実、著作権料のビジネスで利益を上げている企業の活動を否定するものでもありません。

なにより、著作者御本人が希望する本来あるべき姿というのも、 話し合ったり、考えたりする必要があるかもしれません。

とりとめのない文章になりましたが、 今回のことをきっかけに、なにかが変わっていくと良いかなと思っています。